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上海に住んでいた15年前にはマイカーなんてほとんどありませんでした。 庶民の普段の交通手段と言えば自転車かバイク、あとは公共汽車(バス)。 駐在員やその家族は運転手付きの車かタクシーまたはホテルのシャトルバスの利用がほとんどでした。 私は子どもの通園はもちろん(通学はスクールバスがありました)、会食やお買い物、市場への買出しもすべてタクシー。時には郊外のゴルフ場へもタクシーで行き5,6時間待たせるなんて事もありました。ある時、どうしても公共汽車に乗ってみたくて挑戦。今にもエンストしそうなぼろぼろの車体、どこへ行くかも分からず、扉付近まで人が溢れ、扉は閉まらず、いつも満員状態の公共汽車に乗るのは無謀と言えば無謀。やっと乗ったと思ったら、今度は降りたくても降りられないんじゃないか・・・。でも実際乗ってみると面白い事に料金は車中で人伝に車掌さんに渡り、降りたいと言えば、それを伝言ゲームのように伝えてくれてちゃんと降りる事ができたんです(笑)ちゃんとルールが出来ていたんですね。 当時の料金は2角(3.6円) 今回も娘と一緒に乗ってみよう!そう決めて行ったのですが。。。。 しかも空調車!(エアコンが効いてない公共汽車もあるそうですが) 今回河南南路⇒南京東路、南京東路⇒瑞金2路、延安西路⇒愚園路、愚園路⇒中山東2路の4本に乗りました。 そして中国と言えば自転車・自転車・自転車のイメージ。 自転車の波の中を車が縫うように走っていたはずが、今では車の渋滞が深刻な問題に。 時代は変わる・・・嗚呼、ここでも実感(笑)
by azumi_diary
| 2007-06-09 18:16
| 旅
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